朝7時
これは起床時間ではなく、お医者、歯医者の予約だったり、業者が家に訪ねてくる時間。そう、スイスの朝は早いのだ。日本だったら予約時間としてはあり得ない早朝だが、こちらでは結構普通で、スーパーも朝7時半から開いている。
スイス人はなんて勤勉なんだ！とも思えるが、果たしてそうなのか？
朝は早いけれど、一般的に日本のように長い残業時間もない。なのでこれは夜に家族や友人たちとゆっくり楽しんだり、自分の時間を確保するためなのではないか？
スイスは北海道より北に位置しているので、冬の日照時間は短いが、夏なら夜10時頃まで明るい。仕事を終えて、午後6時頃から家族や友人を招いて庭でバーベキューも楽しめるし、ちょっと早めに仕事を終えてゴルフ9ホールを回ることも出来る。
早起きは生活の質を高めるための結果のような気がしている。
日本で生活していた頃は、通勤する平日に、朝真っ暗な中起きるということはまずなかったので、スイスで真っ暗な朝に起きるのが私にとってはちょっと憂鬱でもある。
でもスイスの人達は冬の夕方早々に空が暗くなる方が憂鬱なようだ。
住む場所によって憂鬱の感じ方が違うのもおもしろい。
