湖畔のひとりごと

スイスでの生活で気づいた事などを綴っています

スイスの家は鍵だらけ

スイス人、特に男性はよくすごい鍵の束を持ち歩いている。夫のMもその例にもれず、常にキーチェーンには10個ぐらいの鍵がぶら下がっている。

そしてスイスの家は実際に鍵だらけなのだ。

日本の家の玄関は鍵が必要なのは外からだけで、家の中からは大抵はつまみを回して開けるが、スイスでは家の中からも鍵が必要になる。

扉の両側から鍵が刺さっている状態

最初はこれに慣れず、訪問者があった際玄関のベルが鳴りドアまで急いで行くと、内側から鍵が刺さっておらずドアが開けられないという状況に慌ててしまったものだ。急いで鍵を探して階段を踏み外したことも・・・。

そしてこれは玄関の扉だけではなく、家の中の部屋の扉、戸棚などなど何せ鍵だらけ。

部屋の扉の鍵。ここでも内、外、両側から鍵を使用。

鍵の形状が何となく昔の西洋の牢屋のそれのイメージというのも面白い。

昔の西洋の牢屋のイメージを持つのは私だけでしょうか?

そしてこの両側から鍵の状態では、どちらかががっつり奥まで刺さっていると、もう一方からは開けられないという問題も。なので慣れるまでは私が日中内側からがっつり鍵を刺した状態にして置いてしまい、仕事から帰宅したMが外から開けることができないということもしばしば。

慣れた今は朝Mを送り出した後、鍵を回してちょとだけ引いておくというのが習慣に。

もしもスイスにお越しの際、一般家庭に泊まる機会があれば、内側からの鍵はちょっとだけ引いておいてあげてくださいね。