いつものお散歩コースの途中にある、家の近所のヒュネッグ城公園(Schlosspark Hünegg)。ここではクジャク、ウサギ、ワラビーが一緒に飼育されている。なぜこの組み合わせなのか不思議なのだが、相性が良いのだろうか?
今日もこの小さな動物園の前で足を止めて眺めていると、雄クジャクが羽を広げ始めた。お~~!今まで何回も見に来ているが、初めての光景だ。公園にいた他の人達も歓声をあげながら集まってきた。
テレビや写真では何回も見たことがあるが、実際に自分の目で見たことが果たしてあっただろうか?記憶が曖昧で思い出せないが、目の前で見る羽を広げたクジャクはとても美しい。
雌クジャクに一所懸命アピールしているようだが、雌クジャクは我関せずで前を通り過ぎて行く。替わって目の前に来たウサギには羽を見せびらかしているのか、威嚇しているのか?
そして羽を広げたクジャクの後ろ姿も初めて見た。背中の真上の模様がハスの実のようで、それに後光がさしているように見えないでもない。仏教が身近にある環境で育った日本人には何とも有難く感じてしまう模様だ。